台湾発のライフスタイルブランド「DAYLILY」をクラシエが傘下に!漢方薬の知恵を活かした新商品展開に期待

クラシエグループ株式会社は、2025年7月31日、台湾発のライフスタイルブランド「DAYLILY」(デイリリー)を運営するDAYLILY JAPAN株式会社を子会社化しました。この動きは、クラシエが漢方薬の伝統的な知恵を現代のライフスタイル商品に応用し、新たな顧客層を開拓する戦略の一環として注目されています。
DAYLILYとは?
DAYLILYは、台湾の伝統的な漢方薬をベースにした、飲食物や化粧品などを展開するライフスタイルブランドです。自然由来の成分を活かし、心身のバランスを整え、より健康的なライフスタイルを提案するコンセプトが特徴です。台湾を中心に人気を集め、その品質とデザイン性の高さから、多くの支持を得ています。
クラシエがDAYLILYを傘下にすることの意義
クラシエは、1895年の創業以来、漢方薬を中心とした医薬品、健康食品、化粧品などを展開してきた企業です。近年は、健康寿命の延伸やウェルネスへの関心の高まりを受け、従来の医薬品事業に加え、予防医療や健康増進に貢献する事業を積極的に展開しています。今回のDAYLILYの傘下化は、クラシエの事業領域を拡大し、新たな成長機会を生み出すと期待されます。
具体的には、以下の点が挙げられます。
- 新たな顧客層の開拓: DAYLILYのブランドイメージとクラシエの信頼性を組み合わせることで、20代~30代の女性を中心とした、これまでクラシエの顧客層とは異なる層へのアプローチが可能になります。
- 商品ラインナップの拡充: DAYLILYの飲食物や化粧品に加え、クラシエが持つ漢方薬の知識や技術を活かした、新たなライフスタイル商品の開発が期待されます。
- 海外市場への展開: DAYLILYは台湾で既に実績があり、クラシエは日本国内での強みを活かして、両社のノウハウを組み合わせることで、海外市場への展開も視野に入れることができます。
今後の展望
クラシエは、DAYLILYを傘下にすることで、漢方薬の伝統的な知恵を現代のライフスタイル商品に応用し、より多くの人々に健康と美しさを提供することを目指しています。今後、DAYLILYのブランド力をさらに高め、クラシエの既存事業とのシナジー効果を創出することで、更なる成長を遂げることが期待されます。また、日本国内だけでなく、海外市場への展開も視野に入れ、グローバルなライフスタイルブランドとして発展していく可能性を秘めています。
クラシエの新たな挑戦に、ぜひご注目ください。